わらべ歌を後世に−お年寄りらがテープ録音
2009年01月09日
幼いころを思い出しながら、わらべ歌を録音するみなさん
「地元の民俗文化を失いたくない」と長棟三枝さん(90)が仲良しグループに声をかけた。最年長は98歳の平井はるさん。記憶をたどって歌詞約20曲を書き起こした。
「笛よなれなれ、なりなりごんぼ、ならな刀でぶち切るぞ」は麦わら笛を作るときに歌った。「おとう戻りゃんせ、電気がついたで戻りゃんせ」は夕方以降しか明かりがつかなかった当時の電力事情ならではの唄。
「似たような曲でも地域によって少しずつ歌詞が異なり興味深い」と長棟さん。「塩屋以外に伝わる歌も調べれば、その土地の風土がうかがえるのでは」と話している。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2009年1月10日(1831号) 4面 (8,120,462byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
伝統の婚礼再現「坂越の嫁入り」 [ 文化・歴史 ] 2023年11月05日「映画会社やテレビ局はなぜ『忠臣蔵』を作らなくなったのか」春日太一氏講演 第62回赤穂市民文化祭 短歌・俳句入賞作 [ 文化・歴史 ] 2023年11月03日管楽合奏コン全国大会へ赤穂西中吹奏楽部 夏の雪辱果たす [ 文化・歴史 ] 2023年10月30日塩屋荒神社で秋祭り 東西の大屋台が勇壮に練り [ 文化・歴史 ] 2023年10月22日絵マップコンクール「ありがとう作品展示会」 幻の「藤緞通」復元 糸作りから自ら 丹後・上世屋で技術学ぶ [ 文化・歴史 ] 2023年10月21日「2023赤穂市美術展」が開幕 絵画、書など268点 [ 文化・歴史 ] 2023年10月19日2023年度文化・スポーツ賞 受賞者決定=赤穂市 頭人行列に獅子舞 尾崎・赤穂八幡宮「神幸式」 [ 文化・歴史 ] 2023年10月15日獅子舞存続 児童らが議論「未来に残すべき」 平田オリザ氏講演 先着300人募集 地域連携フォーラム 「坂越の船祭」男衆ら活気 4年ぶり獅子舞も [ 文化・歴史 ] 2023年10月08日子どもの笑顔でほっこり 福浦の山脇五都子さん水彩画展 [ 文化・歴史 ] 2023年10月08日「工房マップ作って」伝統工芸作家ら42人が要望 [ 文化・歴史 ] 2023年10月07日
コメントを書く