培った音楽の力 赤穂高校音楽部 実りの秋
2021年09月27日
国際声楽コンクール東京に出場する赤穂高校音楽部。前列右は林義斗さん、同左は全日本高校声楽コンクールにも出場する横川温花さん
国際声楽コンクール東京には、部員全員で挑んだ「高校生アンサンブル部門」、3年の林義斗さん(18)が「高校3年・卒業生部門、2年の横川温花(はるか)さん(17)が「高校1・2年生部門」で予選を通過した。横川さんは8月18日にあった兵庫県高校独唱独奏コンクールの独唱部門で同校では1986年度の金谷美知子さん以来2人目となる最優秀賞に輝き、全日本大会への切符を獲得した。
同部は今年度「パワー・オブ・ミュージック〜明日につながる一歩〜」のスローガンを掲げ、チーム一丸で練習に励んできた。例年は8月で引退となる3年生もほとんどの部員が10月のコンクールを終えるまで活動を続行するという。バリトンの林さんは生まれもった重低音が持ち味。小4から声楽のレッスンを続ける横川さんは広い音域で美しいソプラノを響かせる。
「地区予選は緊張して頭の中が真っ白だった。本選は自分の歌を届けたい」と林さん。将来はミュージカル俳優を夢見る横川さんは「人の心に伝わる歌を歌いたい」と抱負を話す。浅井智恵顧問は「コロナ禍の中、頑張って培ってきた力を出し切ってほしい」と教え子たちの晴れ舞台に期待している。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2021年10月2日号(2433号) 1面 (9,824,391byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
[ 文化・歴史 ]
昔ながら「塩の国の塩」新発売 瓦の下に「幻の陶土」雲火焼の完全復元目指す [ 文化・歴史 ] 2021年01月01日尾崎ゆかりの日本遺産マップ設置 [ 文化・歴史 ] 2020年12月19日子ども描いた「お菓子の家」 パティシエが実現 300年語り継がれる「打ち首の三義人」 [ 文化・歴史 ] 2020年12月12日創志学園MB部 赤穂の2人も全国大会へ [ 文化・歴史 ] 2020年12月05日ネットで忠臣蔵浮世絵 デジタル展覧会 [ 文化・歴史 ] 2020年12月04日坂越の船渡御祭保存会に「ともしびの賞」 [ 文化・歴史 ] 2020年12月02日布に染料で絵や紋様「染絵」作品展 [ 文化・歴史 ] 2020年12月02日「黒猫」忠臣蔵絵本 11年ぶり増刷 [ 文化・歴史 ] 2020年12月01日ル・ポン音楽祭 アーカイブ動画を公開 [ 文化・歴史 ] 2020年11月30日「能楽の祖」の墓前で謡曲奉納 [ 文化・歴史 ] 2020年11月29日昭和の大嘗祭 92年前の道具見つかる [ 文化・歴史 ] 2020年11月21日日本遺産ガイド養成講座 30人募集 赤穂緞通で学校マスコット [ 文化・歴史 ] 2020年11月20日
コメントを書く