山口壮氏が国政報告会 赤穂では大臣就任後初
2022年06月05日
兵庫12区選出の衆院議員で環境大臣を務める山口壮氏(67)=自民=の国政報告会が5日、中広の赤穂化成ハーモニーホールであり、「全国で『脱炭素ドミノ』を起こして日本経済に反転攻勢をかける」「イノベーションで日本の産業の脱炭素と経済強靱化を両立させる」などと意気込みを語った。
山口氏は昨年10月に発足した岸田文雄内閣に環境相として初入閣。同月の総選挙で7度目の当選を果たし、第2次岸田内閣でも引き続き環境大臣に任命された。
大臣就任後、赤穂市内では初めてとなった報告会で山口氏は、「2000年の初当選から山あり谷ありだったが、みなさんの支えで大臣にならせていただいた」と感謝を表した。
環境省が今後取り組む主要施策として「地域脱炭素移行・再エネ推進交付金」や「脱炭素化支援機構」の設立を紹介。「脱炭素とまちおこしが一緒にできる。全国で『脱炭素ドミノ』を起こして日本経済に反転攻勢をかける」と力説した。
また、先月19日に岸田首相が検討を表明した、脱炭素社会に移行させるための資金を市場から調達する「GX(グリーントランスフォーメーション)経済移行債(仮称)」について、「岸田さんに提案した『イノベーション国債200兆円』が聞き入れられた。大臣でなければ出来ていなかった」とアピール。
「イノベーションで日本の産業の脱炭素と経済強靱化を両立させる。各産業を世界に冠たるところまでもっていく」と目指す将来像を描いた。
ロシアのウクライナ侵攻にも言及し、日本が石油や天然ガス、石炭などのエネルギー資源の一部をロシアに依存していることを指摘。「自前のエネルギーをつくり、脱ロシアを欧米とやっていく」と述べたほか「日本は原発への武力行使を禁止する条約を提案すべき」と所管省庁の枠に留まらずに持論を展開した。
その上で、自身も出席して各国代表との交渉によって温室効果ガス削減枠組みを取りまとめた昨年11月のCOP26(気候変動枠組条約締約国会議)を引き合いに、「環境だけでなく、平和も日本がリーダーシップをとっていく。赤穂のため、日本のため、世界のために一日一日を全力で頑張る」と政治家としての決意を誓った。
掲載紙面(PDF):
2022年6月11日号(2465号) 3面 (12,599,577byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
国政報告会で環境大臣としての実績を語った山口壮氏
山口氏は昨年10月に発足した岸田文雄内閣に環境相として初入閣。同月の総選挙で7度目の当選を果たし、第2次岸田内閣でも引き続き環境大臣に任命された。
大臣就任後、赤穂市内では初めてとなった報告会で山口氏は、「2000年の初当選から山あり谷ありだったが、みなさんの支えで大臣にならせていただいた」と感謝を表した。
環境省が今後取り組む主要施策として「地域脱炭素移行・再エネ推進交付金」や「脱炭素化支援機構」の設立を紹介。「脱炭素とまちおこしが一緒にできる。全国で『脱炭素ドミノ』を起こして日本経済に反転攻勢をかける」と力説した。
また、先月19日に岸田首相が検討を表明した、脱炭素社会に移行させるための資金を市場から調達する「GX(グリーントランスフォーメーション)経済移行債(仮称)」について、「岸田さんに提案した『イノベーション国債200兆円』が聞き入れられた。大臣でなければ出来ていなかった」とアピール。
「イノベーションで日本の産業の脱炭素と経済強靱化を両立させる。各産業を世界に冠たるところまでもっていく」と目指す将来像を描いた。
ロシアのウクライナ侵攻にも言及し、日本が石油や天然ガス、石炭などのエネルギー資源の一部をロシアに依存していることを指摘。「自前のエネルギーをつくり、脱ロシアを欧米とやっていく」と述べたほか「日本は原発への武力行使を禁止する条約を提案すべき」と所管省庁の枠に留まらずに持論を展開した。
その上で、自身も出席して各国代表との交渉によって温室効果ガス削減枠組みを取りまとめた昨年11月のCOP26(気候変動枠組条約締約国会議)を引き合いに、「環境だけでなく、平和も日本がリーダーシップをとっていく。赤穂のため、日本のため、世界のために一日一日を全力で頑張る」と政治家としての決意を誓った。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2022年6月11日号(2465号) 3面 (12,599,577byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
[ 政治 ]
市長退任あいさつ「誇れる赤穂つくって」 [ 政治 ] 2019年01月25日児嶋佳文副市長の辞職を承認 [ 政治 ] 2019年01月23日《市長選2019》有権者の期待は「高齢者」「医療」「子育て」 [ 政治 ] 2019年01月23日山口壮衆院議員 拉致問題特別委員長に [ 政治 ] 2018年10月12日学校エアコン来年度中に整備へ 幼は今年度中 9月議会は4日開会 一般質問は20・21日 [ 政治 ] 2018年08月29日《西有年産廃》上郡町議会特別委が判断先送り [ 政治 ] 2018年08月20日産廃処分場反対署名提出 明石市長が同行の意向 [ 政治 ] 2018年06月25日市の将来像提言 委員2人を公募 《西有年産廃》町議会が町民と意見交換 [ 政治 ] 2018年05月08日赤穂市議会 議長に瓢氏 [ 政治 ] 2018年04月18日「手話は言語」市条例が可決 [ 政治 ] 2018年03月19日空き家管理条例 住宅以外も適用へ 「高取峠トンネル化」施政方針に文言 [ 政治 ] 2018年02月22日30年度当初予算案 財政厳しく「堅実型」 [ 政治 ] 2018年02月17日
コメント
大臣としてお忙しいとは思いますが、地元の課題にも今以上にお願いしたいですね。
12 3
投稿:政治家 2022年06月08日コメントを書く