日展で10年連続入選 塩屋の清水まみさん
2024年01月01日
「第10回日本美術展覧会(日展)」の書の部で塩屋の書道講師、清水まみさん(67)が10年連続10度目の入選を果たした。農神町の書道講師、鍛治本月華さん(68)=本名美津代=は初入選。日本画の部では赤穂出身の高校職員、古川功晟さん(29)=奈良県葛城市=が5年連続5度目の入選となった。
日展会友の清水さんはアララギ派歌人・島木赤彦の短歌「山道に日は暮れゆきて栂の葉に音する雲は過ぎ行きにけり」を調和体で書した。鍛治本さんは中国の五言詩「宇若瀛詩」を篆書体で書し、5度目の挑戦で初めての入選。古川さんは朝方の空を思わせる背景に狼の群れを描いた「空」(F150号)を出品した。
▼清水まみさんの談話=「自分の力を出し切ろうと、応募締切ぎりぎりまでかけて取り組みました。書には終わりがありませんので、いつまで続けられるかわかりませんが、これからも頑張りたい」
▼鍛治本月華さんの談話=「線の力強さを意識した作品です。今年も入選は難しいと思っていたので、発表を見たときは夢の中にいるよう。ご指導いただいた先生のおかげです」
▼古川功晟さんの談話=「制作のための時間が取りにくい中でしたが、今の自分が出せるものは出せた。これからも一歩一歩進んでいきたい」
* * *
鍛治本さんの入選作の書体を「隷書体」としていましたが、正しくは「篆書体」でした。記事作成時に誤りがあり、校正確認が不十分でした。訂正の上、おわびします。赤穂民報社(2024年1月14日9時50分)
掲載紙面(PDF):
2024年1月1日号・第1部(2535号) 1面 (8,948,666byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
日展会友の清水さんはアララギ派歌人・島木赤彦の短歌「山道に日は暮れゆきて栂の葉に音する雲は過ぎ行きにけり」を調和体で書した。鍛治本さんは中国の五言詩「宇若瀛詩」を篆書体で書し、5度目の挑戦で初めての入選。古川さんは朝方の空を思わせる背景に狼の群れを描いた「空」(F150号)を出品した。
▼清水まみさんの談話=「自分の力を出し切ろうと、応募締切ぎりぎりまでかけて取り組みました。書には終わりがありませんので、いつまで続けられるかわかりませんが、これからも頑張りたい」
清水まみさんの入選作
▼鍛治本月華さんの談話=「線の力強さを意識した作品です。今年も入選は難しいと思っていたので、発表を見たときは夢の中にいるよう。ご指導いただいた先生のおかげです」
鍛治本月華さんと入選作
▼古川功晟さんの談話=「制作のための時間が取りにくい中でしたが、今の自分が出せるものは出せた。これからも一歩一歩進んでいきたい」
古川功晟さんの入選作「空」
* * *
鍛治本さんの入選作の書体を「隷書体」としていましたが、正しくは「篆書体」でした。記事作成時に誤りがあり、校正確認が不十分でした。訂正の上、おわびします。赤穂民報社(2024年1月14日9時50分)
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2024年1月1日号・第1部(2535号) 1面 (8,948,666byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
[ 文化・歴史 ]
NHKフォトコン入賞 カレンダー採用 [ 文化・歴史 ] 2021年11月12日女性だけの絵画展 第37回女・女・女展 [ 文化・歴史 ] 2021年11月09日国天然記念物の生島で10年ぶり植生調査 塩屋の清水まみさん 日展会友推挙へ [ 文化・歴史 ] 2021年11月08日船渡御祭保存会に文科相から地域文化功労者表彰 [ 文化・歴史 ] 2021年11月06日自然風景写真の愛好家ら作品展 [ 文化・歴史 ] 2021年11月05日盆栽や花を販売「花と緑にふれあう祭り」 絵マップコンクールに力作55点 色づき始めた木々の中 唱歌コンサート [ 文化・歴史 ] 2021年11月01日2021年度文化・スポーツ賞 受賞者決定 「坂越の船祭」祭礼船の劣化防止に海水 [ 文化・歴史 ] 2021年10月31日雲火焼創出の大嶋黄谷 生誕200年展 [ 文化・歴史 ] 2021年10月30日MOA児童作品展 30・31日に開催 塩屋で保存会が屋台飾り付け 伝統継承 [ 文化・歴史 ] 2021年10月24日2年ぶり赤穂市美術展 7部門352点 [ 文化・歴史 ] 2021年10月22日
コメントを書く