高雄でハマウツボ観察会
2009年05月16日
ハマウツボとカワラヨモギのつながっている根も確認した観察会
ハマウツボはカワラヨモギの根に寄生する一年草で毎年5月ごろに開花する。兵庫県内では他に淡路島にしか生息せず、県レッドデータブックでAランクに指定。地域住民らが平成16年に「高雄地区水辺づくり協議会」(澗口輝幸会長)を立ち上げ、保護活動に取り組んだ結果、約80本ぐらいだった生育数は10倍以上にまで増加した。
観察会では高雄小児童が模造紙などにまとめた資料でハマウツボ、カワラヨモギの写真を確認。誤って花茎を踏みつぶさないように気をつけながら保護区域内を歩き、高さ10〜20センチほどに伸びた紫色のハマウツボを探した。
標本用に掘り出した株で根の部分も観察。ハマウツボとカワラヨモギが1本の根でつながっている様子に注目した。
高雄小6年の山下恵さん(12)は「ハマウツボも一生懸命根を張って生きているんだなと感じました」と話していた。
6月に同小6年生児童が今年の生育数を数える予定にしている。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2009年5月23日(1848号) 4面 (7,795,603byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
晴れの全日本フェスへ「心は一つ」 野生猿の出没相次ぐ「離れ猿」か [ 社会 ] 2018年11月14日人命救助の中学生に「のじぎく賞」 [ 社会 ] 2018年11月13日憲法学者の上脇氏が赤穂で講演 [ 社会 ] 2018年11月12日花岳寺で晋山式 25世就任祝う [ 社会 ] 2018年11月11日命守るため100点満点の避難を [ 子供 ] 2018年11月06日児童虐待防止 10日に啓発イベント 平成30年秋の褒章と叙勲 [ 社会 ] 2018年11月03日第17回市小学校リレーカーニバル 事故の怖さ スタントで再現 [ 社会 ] 2018年11月01日園児らが加里屋川沿いの花壇植え替え [ 子供 ] 2018年10月30日陣太鼓鳴らして交通安全アピール [ 社会 ] 2018年10月29日5年に一度の大ホールで学校音楽会 認知症啓発リレー 28日に赤穂で 高野の産廃処分場 別会社に施設譲渡 [ 社会 ] 2018年10月20日
コメントを書く