忠臣蔵のふるさと・播州赤穂の地域紙「赤穂民報」のニュースサイト
文字の大きさ

赤穂民報


  1. トップページ
  2. 文化・歴史
  3. 記事詳細

恵比寿大黒舞保存会に文部科学大臣表彰

 2009年11月21日 
子どもたちへの継承活動にも力を注いでいる「赤穂宝専寺恵比寿大黒舞保存会」
 芸術文化の振興や文化財保護に功績のあった団体、個人に文部科学大臣が贈る「地域文化功労者賞」に、「赤穂宝専寺恵比寿大黒舞保存会」(久田利昭会長)が選ばれた。今月3日には市文化賞、そして26日には兵庫県から「ともしびの賞」を受賞。40年以上にわたる地道な活動の尊さが公にも認められた。
 県重要無形民俗文化財に指定されている恵比寿大黒舞の起源は江戸中期以前までさかのぼり、正月の「めでた舞い」として主に塩田で働く若者たちに受け継がれた。戦前までは旧赤穂郡を中心に千種川流域のほか備前・備中の一部にも広まったが、塩田の合理化が進むにつれて舞い手が減少。昭和30年ごろに一度廃れた。
 貴重な伝統文化を守ろうと地元有志によって昭和43年に保存会が設立。舞、唄、囃子を継承し、老人ホームなどへの慰問にも積極的に出かけた。55年からは地元の尾崎小に作られた「恵比寿大黒舞クラブ」の指導も引き受け、後継者育成に力を注いでいる。
 設立時から在籍して保存会を引っ張ってきた久田さんは「先輩たちが残してくれた伝統を失いたくない一心でやってきた」と活動を振り返り、「この受賞が跡を継ぐ若い人たちにとっても励みになれば」と話している。
<前の記事


掲載紙面(PDF):
2009年11月21日(1871号) 1面 (7,960,573byte)
 (PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)


コメントを書く

お名前 (必須。ペンネーム可):

メールアドレス (任意入力 表示されません):

内容 (必須入力):

※コメントは投稿内容を赤穂民報社において確認の上、表示します。
投稿ルールを遵守できる方のみご投稿ください。

2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12

今週のイベント・催し
23
(月)
 
24
(火)
25
(水)
26
(木)
27
(金)
 
28
(土)
 
29
(日)

最新のコメント

  • JR播州赤穂駅「みどりの窓口」11月末で廃止←太郎(11/23)
  • 「今も昔もボール追う子の目は同じ」尾崎野球少年団50周年←元同級生39(11/23)
  • JR播州赤穂駅「みどりの窓口」11月末で廃止←市民(11/23)

各種お申込み

以下より各お申込み、資料請求フォームにリンクしています。ご活用下さい。

スマホサイトQRコード

スマホ用URLをメールでお知らせ!
e-mail(半角入力)


ドメイン指定受信をされている方は「@ako-minpo.jp」を指定してください。

閉じる
中村唯心堂 中道工務店 矢野防水工業 赤穂メモリアルホール 野中砂子土地区画整理組合 花岳寺 兵庫県警
閉じる
中村唯心堂 中道工務店 矢野防水工業 赤穂メモリアルホール 野中砂子土地区画整理組合 花岳寺 兵庫県警