昔の知恵感じた縄ない体験
2010年11月02日
稲わらを木槌でたたいて柔らかくした体験学習
学校田を持たない同校は昨年から稲のバケツ栽培に取り組んでいる。今年も用土を入れたバケツ10杯を小運動場に並べ、5月末ごろに5年生が苗植え。10月26日に刈り取った。
この日は、わらじ作りのボランティア指導を地域や学校などで行っている「手作り文化伝承の会」(材木敏夫会長)の会員4人が来校した。子どもたちは交替しながら、わらを木槌でトントン。柔らかくなった感触の変化を手で確かめた。
見よう見まねで縄ないにもチャレンジしたが、50センチほど編むのが精一杯。宮本季沙(きさら)さん(10)は「米を取った後の稲は捨てるものと思っていた。ロープや靴になると想像しなかった」と昔の知恵に感心しながら両手でより合わせていた。
なめしたわらは同会が持ち帰り、近日中にわらじに加工。今月26日(金)に6年生が上演する忠臣蔵劇「子ども義士物語」の小道具として使われる。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2010年11月6日(1918号) 3面 (9,328,970byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
女性だけの絵画展 第40回「女・女・女展」 [ 文化・歴史 ] 2023年03月02日景観形成重要建造物に「坂越まち並み館」 [ 文化・歴史 ] 2023年03月01日江戸期の赤穂塩業 塩田開発や経営の側面から考察 [ 文化・歴史 ] 2023年02月28日日本遺産写真展 最優秀賞に武村晴人さん「追憶」 [ 文化・歴史 ] 2023年02月28日「代打の神様」が女子ジュニアを指導 素直な歌声にほっこりと 5日に児童合唱団の定演 東京五輪出場の柔道家、金知秀さんが少年団指導 赤穂緞通の図録冊子を自費出版 [ 文化・歴史 ] 2023年02月18日山鹿素行が築かせた石垣 赤穂城二之丸門 [ 文化・歴史 ] 2023年02月18日第38回赤穂民報習字紙上展の入賞者 広重から近現代まで「華」版画展 [ 文化・歴史 ] 2023年02月17日福浦の奥道一二美さん 趣味の水彩画展 [ 文化・歴史 ] 2023年02月15日創立100周年で記念植樹 赤穂幼 [ 子供 ] 2023年02月13日「一部浪士の脱盟は広島藩の意向か」義士会講演会 [ 文化・歴史 ] 2023年02月12日第35回赤相地区少女バレー親善大会
コメントを書く