県景観形成重要建造物に塩屋「寺田邸」
2011年04月02日
赤穂市で初めて県の景観形成重要建造物に指定された「寺田邸」
寺田家は西浜塩田の有力地主の一つ。「志保屋(しほや)」の屋号で塩問屋を営んだ。旧備前街道に面した邸宅は約3400平方メートルの敷地に母屋をはじめ離れ、茶室、蔵など9棟から構成される。
木造厨子2階建ての主屋は、通りに面した上階部分が江戸時代中期の建築といわれ、風格のある虫籠窓が特徴的。また、敷地北西の茶室「蓬庵」は藪内流を象徴する「燕庵」を忠実に写したもので、文化的価値が高い。
所有者の寺田啓子さん(64)は「先祖の息吹を感じつつ、生活できることは幸せです。これからもできる範囲で維持していきたいと思います」と話している。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2011年4月2日(1939号) 1面 (8,760,281byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
つまずいた石掘ると…江戸期の地蔵仏出土 姫路市美術展 9人が入賞・入選 [ 文化・歴史 ] 2021年02月03日平田オリザさん講演「文化はまちづくりの必須アイテム」 [ 文化・歴史 ] 2021年01月24日地元ゆかりの楽曲で街並みPV [ 文化・歴史 ] 2021年01月23日山鹿素行の教え「いろは」で親しんで [ 文化・歴史 ] 2021年01月19日「キャンバスの会」23日までロビー展 [ 文化・歴史 ] 2021年01月18日全国絵マップコンで文科大臣賞 上方浮世絵師が描いた忠臣蔵 [ 文化・歴史 ] 2021年01月15日連鶴で十二支シリーズ 6年かけ完成 [ 文化・歴史 ] 2021年01月03日昔ながら「塩の国の塩」新発売 瓦の下に「幻の陶土」雲火焼の完全復元目指す [ 文化・歴史 ] 2021年01月01日尾崎ゆかりの日本遺産マップ設置 [ 文化・歴史 ] 2020年12月19日子ども描いた「お菓子の家」 パティシエが実現 300年語り継がれる「打ち首の三義人」 [ 文化・歴史 ] 2020年12月12日創志学園MB部 赤穂の2人も全国大会へ [ 文化・歴史 ] 2020年12月05日
コメントを書く