全日本学生書道展で大賞
2011年09月22日
全日本高校・大学生書道展で大賞に輝いた古川澪さん
古川さんは昨年に続き2度目の応募。大学進学後も月2回はわざわざ練習のために帰省し、幼稚園のころから通う市内の書道教室で稽古に集中した。
受賞作は聯落(縦135センチ、幅53センチ)に揮毫した七言律詩「大道寺の壁に書す」。何度も書き続けるうちに最初は恐る恐るだった運筆に勢いが生まれ、流麗な作に仕上がった。
一席にあたる大賞は全応募作品の中からわずか51点。古川さんを指導する大島靖月さん=加里屋=は「行と行が響き合う秀作。繰り返して練習したことで彼女の良さが出た」と努力を評価した。「子どものころにはわからなかった書のおもしろさを感じるようになった」と話す古川さん。段位も着実に重ねており、12月には準師範の認定試験に挑戦する予定だ。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2011年9月23日(1960号) 3面 (6,786,464byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
伝統の婚礼再現「坂越の嫁入り」 [ 文化・歴史 ] 2023年11月05日「映画会社やテレビ局はなぜ『忠臣蔵』を作らなくなったのか」春日太一氏講演 第62回赤穂市民文化祭 短歌・俳句入賞作 [ 文化・歴史 ] 2023年11月03日管楽合奏コン全国大会へ赤穂西中吹奏楽部 夏の雪辱果たす [ 文化・歴史 ] 2023年10月30日塩屋荒神社で秋祭り 東西の大屋台が勇壮に練り [ 文化・歴史 ] 2023年10月22日絵マップコンクール「ありがとう作品展示会」 幻の「藤緞通」復元 糸作りから自ら 丹後・上世屋で技術学ぶ [ 文化・歴史 ] 2023年10月21日「2023赤穂市美術展」が開幕 絵画、書など268点 [ 文化・歴史 ] 2023年10月19日2023年度文化・スポーツ賞 受賞者決定=赤穂市 頭人行列に獅子舞 尾崎・赤穂八幡宮「神幸式」 [ 文化・歴史 ] 2023年10月15日獅子舞存続 児童らが議論「未来に残すべき」 平田オリザ氏講演 先着300人募集 地域連携フォーラム 「坂越の船祭」男衆ら活気 4年ぶり獅子舞も [ 文化・歴史 ] 2023年10月08日子どもの笑顔でほっこり 福浦の山脇五都子さん水彩画展 [ 文化・歴史 ] 2023年10月08日「工房マップ作って」伝統工芸作家ら42人が要望 [ 文化・歴史 ] 2023年10月07日
コメントを書く