国際音楽祭開幕、城跡に音色響く
2013年10月05日
赤穂城本丸の城壁をライトアップして行われた赤穂国際音楽祭の初日公演
本丸の櫓門に組んだステージで午後6時開演。幼少期を赤穂で過ごした世界的バイオリニストで、ベルリンフィルハーモニー第一コンサートマスターの樫本大進さん(34)ら9人が出演した。ベートーヴェンのピアノ三重奏曲、ヴェルディの弦楽四重奏曲など4曲を披露した。
舞台左右の城壁を青や紫の照明でライトアップ。一曲ごとに色を変え、幻想的な雰囲気をかもし出した。聴衆は精巧に奏でられるメロディにじっと聴き入った。
会場にはキンモクセイの香りが漂い、静かに虫の声も聞こえた。姫路市の主婦、辻田純世さん(32)は、「演奏は繊細で素晴らしかった。秋らしさを感じました」と余韻に浸っていた。
公演は12日まで赤穂、神戸、姫路であと6公演。▽8日(火)=赤穂市文化会館(18時半開演)▽9日(水)=神戸文化ホール(18時半開演)の2公演のみ残席がある。問合せはTEL43・5111(市文化会館)。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2013年10月12日(2057号) 3面 (8,327,536byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
連鶴で十二支シリーズ 6年かけ完成 [ 文化・歴史 ] 2021年01月03日昔ながら「塩の国の塩」新発売 瓦の下に「幻の陶土」雲火焼の完全復元目指す [ 文化・歴史 ] 2021年01月01日尾崎ゆかりの日本遺産マップ設置 [ 文化・歴史 ] 2020年12月19日子ども描いた「お菓子の家」 パティシエが実現 300年語り継がれる「打ち首の三義人」 [ 文化・歴史 ] 2020年12月12日創志学園MB部 赤穂の2人も全国大会へ [ 文化・歴史 ] 2020年12月05日ネットで忠臣蔵浮世絵 デジタル展覧会 [ 文化・歴史 ] 2020年12月04日坂越の船渡御祭保存会に「ともしびの賞」 [ 文化・歴史 ] 2020年12月02日布に染料で絵や紋様「染絵」作品展 [ 文化・歴史 ] 2020年12月02日「黒猫」忠臣蔵絵本 11年ぶり増刷 [ 文化・歴史 ] 2020年12月01日ル・ポン音楽祭 アーカイブ動画を公開 [ 文化・歴史 ] 2020年11月30日「能楽の祖」の墓前で謡曲奉納 [ 文化・歴史 ] 2020年11月29日昭和の大嘗祭 92年前の道具見つかる [ 文化・歴史 ] 2020年11月21日日本遺産ガイド養成講座 30人募集
コメントを書く