過去2番目の大型予算案
2014年02月20日
主な事業では、子育て支援の拠点として南野中で2年後の供用開始を目指す「赤穂すこやかセンター(仮称)」の用地取得と実施設計に着手。市民病院二期構想、防災行政無線、赤穂海浜スポーツセンターの整備など投資的経費は全体で65億4000万円(同28・6%増)と手厚く配分した。
重点施策に掲げる分野では、「子育て支援対策」として▽未婚一人親への寡婦(夫)控除のみなし適用▽保育士確保のための研修−など。「地域活性化対策」では▽住宅リフォーム助成の上限額を10万円から13万円に増額▽市街地にぎわいづくり助成−など。「安全・安心対策」として▽防災行政無線整備▽学校耐震化−などを盛り込んだ。
3期目の最終年度を迎える豆田正明市長は「これまでに取り組んできた行政改革によって、ハード事業に力点を置ける財政体質になった」と行革の効果をアピール。「景気動向、企業の設備投資も上向きになっている」との見方を示し、「国の経済対策を活用することで将来負担を軽減できる」と積極型予算案を組んだ理由を説明した。
歳入は市税収入で1・2%の増加を見込むが、地方交付税は3・0%減を予測。市債を前年度より2割多い43億8400万円発行しても3億8600万円の財源不足となるため基金を取り崩して補う。市の試算では、「借金」に当たる市債残高は26年度末で市民一人当たり116万2000円(同1万8000円増)、「貯金」に該当する基金残高は同5万8000円(同7000円減)となる見込み。
特別会計と企業会計を加えた予算総額は534億5800万円(同5・3%増)となっている。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2014年2月22日(2076号) 1面 (9,792,652byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
[ 政治 ]
定住自立圏SNS、今年度は不採択 [ 政治 ] 2010年10月07日市議長男の役員企業が市と契約 [ 政治 ] 2010年10月02日赤穂市の将来負担比率、24・6ポイント改善 [ 政治 ] 2010年09月28日豆田正明市長、3選へ出馬表明 [ 政治 ] 2010年09月27日15議員中14議員が“一問一答”選択 [ 政治 ] 2010年09月21日9月議会から一問一答方式 [ 政治 ] 2010年09月01日審議会が新総合計画を答申 [ 政治 ] 2010年08月30日新総合計画案への意見募集 「市町連携で生き残りを」定自圏フォーラム [ 政治 ] 2010年07月03日市総合計画審議会がスタート [ 政治 ] 2010年07月01日ごみ減量方策を市長に提案 [ 政治 ] 2010年06月28日定住自立圏フォーラム、先着300人募集 6月議会は7日に開会 [ 政治 ] 2010年06月02日「朝食べる子100%」へ食育計画 [ 政治 ] 2010年04月16日新議長に松原氏、副議長は竹内氏 [ 政治 ] 2010年04月13日
コメント
0 0
投稿:有効利用 2014年03月14日コメントを書く