「全国でも例がない」桃井ミュージアムの水琴窟庭園
2014年10月18日
長棟州彦さん=左端=が自作した水琴窟の音色に耳を傾けるフォーラム会員
同ミュージアムには塩屋の造園業、長棟州彦さん(67)が自作した多種多様な水琴窟約10基を庭園と館内に常設。今夏に開催した展示会は会期を延長するほど好評だった。
代表理事の中野之也(ゆきや)さんをはじめ大学教授や研究家など北海道から広島まで約20人の会員が来穂。テーブルタイプや箱庭を組み合わせた作品など、それぞれの構造を確かめながら外観と音色を鑑賞した。
30年以上の調査研究歴がある中野さんは「陰に隠れがちな水琴窟にスポットを当てた庭づくりは全国でも例がなく画期的。音色の美しさにもこだわっていて素晴らしい」と絶賛。長棟さんは「現代アートと組み合わせた新作に挑戦して海外にも水琴窟文化を発信したい」と構想を広げていた。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2014年11月22日(2112号) 3面 (12,122,450byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
型絵染の人間国宝、没後30年展 [ 文化・歴史 ] 2014年01月20日バイオリン教室、第13期生募集 鳥井の坂に伝統の音頭響く [ 文化・歴史 ] 2014年01月13日13日に伝統の「曳きとんど」 [ 文化・歴史 ] 2014年01月08日歴史フォーラム「官兵衛と西播磨」 縁起の良い図柄、赤穂緞通展 [ 文化・歴史 ] 2014年01月07日時代感じる「お正月の民具」展 [ 文化・歴史 ] 2014年01月06日「義士を描いた画家」長安雅山、没後50年 [ 文化・歴史 ] 2013年12月28日郷土色豊か、伝統凧50点 [ 文化・歴史 ] 2013年12月25日長野の「義士踊り」赤穂で奉納 [ 文化・歴史 ] 2013年12月15日赤穂民報・第20回習字紙上展の作品募集 長野「中関義士踊り」14日演舞 「潔いと評判」討ち入り翌日の書簡 [ 文化・歴史 ] 2013年12月12日「四十七士の歌」市民合唱団がCD化 [ 文化・歴史 ] 2013年12月12日赤穂浪士の人員配置図をネット公開 [ 文化・歴史 ] 2013年12月11日
コメントを書く