多彩な作風「型染絵の匠たち」展
2015年02月12日
展示作品の一つ、芹沢〓介作「CALENDAR1970年3月」
型染絵は紋様を切り抜いた渋紙を和紙に重ねた上から筆や刷毛で色を刷り込む。染色工芸家で人間国宝の芹沢★介(1895−1984、★は金に圭)が創始した。
今展では、今年生誕120年を迎える芹沢が風物を民芸調に描いたカレンダー12枚組をはじめ、人間国宝の稲垣稔次郎(1902−63)、異国情緒のある作品を手掛けた小島悳次郎(こじま・とくじろう、1912−95)、芸術味豊かな神崎温順(かみさき・すなお、1932−)など作家5人の計47点を紹介している。
「それぞれの作家が生み出した独自の世界観を見ていただきたい」と佐野正幸館主。2月28日(土)まで午前10時〜午後4時。水曜休館。入館料200円(小学生以下無料)。Tel090・3496・4282。
<前の記事 |
つまずいた石掘ると…江戸期の地蔵仏出土 姫路市美術展 9人が入賞・入選 [ 文化・歴史 ] 2021年02月03日平田オリザさん講演「文化はまちづくりの必須アイテム」 [ 文化・歴史 ] 2021年01月24日地元ゆかりの楽曲で街並みPV [ 文化・歴史 ] 2021年01月23日山鹿素行の教え「いろは」で親しんで [ 文化・歴史 ] 2021年01月19日「キャンバスの会」23日までロビー展 [ 文化・歴史 ] 2021年01月18日全国絵マップコンで文科大臣賞 上方浮世絵師が描いた忠臣蔵 [ 文化・歴史 ] 2021年01月15日連鶴で十二支シリーズ 6年かけ完成 [ 文化・歴史 ] 2021年01月03日昔ながら「塩の国の塩」新発売 瓦の下に「幻の陶土」雲火焼の完全復元目指す [ 文化・歴史 ] 2021年01月01日尾崎ゆかりの日本遺産マップ設置 [ 文化・歴史 ] 2020年12月19日子ども描いた「お菓子の家」 パティシエが実現 300年語り継がれる「打ち首の三義人」 [ 文化・歴史 ] 2020年12月12日創志学園MB部 赤穂の2人も全国大会へ [ 文化・歴史 ] 2020年12月05日
コメントを書く