秦河勝の末裔・東儀俊美氏が神楽奉納
2008年10月10日
祖先をまつる大避神社で神楽を奉納することになった東儀俊美氏
東儀家は四天王寺派楽家の一つで、秦河勝の子孫といわれている。俊美氏は宮内庁式部職楽部で首席楽長を務めた経歴の持ち主で日本芸術院会員。昭和天皇の大喪の礼や伊勢神宮の遷宮などでも奏楽した。平成13年には同神社へ絵馬を奉納している。
今回の来穂は「先祖ゆかりの神社で神楽を奉納したい」との東儀氏からの申し出がきっかけ。当日は雅楽師7人が和琴(わごん)、篳篥(ひちりき)などを奏でる中、一人舞の神楽「人長舞」を奉納する。
午前10時から同神社拝殿。観覧自由。生浪島堯宮司(65)は「一流楽師の舞を目にする貴重な機会。河勝公の遺徳を偲んでもらえれば」と話している。
雅楽師7人は午後からの船渡御祭にも参加。楽船に乗って奏楽し、荘厳華麗な祭礼を演出する。
問合せは同神社Tel48・8136。(写真は東儀俊美氏)
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2008年10月11日(1816号) 1面 (9,101,879byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
「ひょうご五国」巡回展 赤高生が音声ガイド [ 文化・歴史 ] 2022年09月17日「赤穂緞通の魅力伝えたい」織り手志望の女性が絵本 [ 文化・歴史 ] 2022年09月09日絵手紙始めて3年 95歳初の作品展 [ 文化・歴史 ] 2022年09月05日「障害者雇用支援月間」拡大版ロビー販売会 逸話でひもとく史実の元禄赤穂事件 [ 文化・歴史 ] 2022年09月04日「岩」にかけてロックイベント [ イベント ] 2022年09月03日義士外伝の新作歌舞伎『荒川十太夫』10月に歌舞伎座 十州塩田の作業唄一堂 赤穂からも出演 [ 文化・歴史 ] 2022年09月02日市史編さん課長が語る元禄赤穂事件の逸話 詩吟体験教室の子どもたちが奉納吟詠 JR有年駅に埴輪の絵画 故堂本隆也さん遺作 [ 文化・歴史 ] 2022年08月13日市民文化祭 短歌会と俳句会の作品募集 日本遺産写真展 作品を公募 県展2022 3部門で3人入選 [ 文化・歴史 ] 2022年08月10日「角立てない」伝統の書体 播磨提灯
コメントを書く