荘厳華麗に「坂越船祭り」
2008年10月13日
「人長舞」を奉納する東儀俊美氏
300年以上続き、国無形民俗文化財に指定されている伝統行事。今年は秦河勝の末裔とされる元宮内庁式部職楽部首席楽長の東儀俊美氏(79)が一人舞の神楽「人長舞」を奉納した。
楽人6人が和琴(わごん)、篳篥(ひちりき)などを荘厳に奏でる拝殿で、輪サカキを手にゆったりと舞い、先祖の霊を鎮めた。
「祖先をまつる神社で舞を奉納したい」とかねてより望んでいたという東儀氏は奉納を終え、「日本古来の神楽を捧げることができた」と感慨ひとしお。午後からは楽船に乗って祭礼に参加した。
当日は好天に恵まれ、浜での櫂伝馬組による「バタ掛け」、和船による海上渡御に会場に集まった大勢の観客から盛大な拍手が送られた。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2008年10月18日(1817号) 4面 (9,170,483byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
頭人行列に獅子舞 3年ぶり「神幸式」 [ 文化・歴史 ] 2022年10月17日国重要無形民俗文化財「坂越の船祭」3年ぶり開催 [ 文化・歴史 ] 2022年10月10日市民文化祭の生花展「高齢化で最後」 [ 文化・歴史 ] 2022年10月08日「川柳赤穂吟社」10周年記念で誌上大会 投句募集 [ 文化・歴史 ] 2022年10月08日田辺眞人氏の歴史発見講座 50人募集 風景写真西播磨 会員10人作品展 [ 文化・歴史 ] 2022年10月03日ル・ポン開幕前会見 樫本さん「人生に残るコンサートに」 [ 文化・歴史 ] 2022年09月30日ル・ポン国際音楽祭 2日開幕 赤穂公演の残席わずか 「声楽の甲子園」初の2年連続県代表 [ 文化・歴史 ] 2022年09月26日「ひょうご五国」巡回展 赤高生が音声ガイド [ 文化・歴史 ] 2022年09月17日「赤穂緞通の魅力伝えたい」織り手志望の女性が絵本 [ 文化・歴史 ] 2022年09月09日絵手紙始めて3年 95歳初の作品展 [ 文化・歴史 ] 2022年09月05日逸話でひもとく史実の元禄赤穂事件 [ 文化・歴史 ] 2022年09月04日義士外伝の新作歌舞伎『荒川十太夫』10月に歌舞伎座 十州塩田の作業唄一堂 赤穂からも出演 [ 文化・歴史 ] 2022年09月02日
コメントを書く