有年地区に古墳156基密集
2017年06月27日
新たに見つかった古墳の一つで市内最大級の石室を有する惣計谷奥古墳
市教委によると、有年地区では昭和43年度に山林部の文化財分布調査が行われ、古墳77基が見つかっている。今回の調査では、過去の調査結果を基に埋蔵文化財が集中すると推測される地点を入念に踏査。その結果、現存を確認できた古墳の総数は倍以上に上った。中には「石室の大きさが市内で五指に入る規模の円墳」(山中良平学芸員)もあるという。
また、市内唯一の古代(奈良〜平安時代)の須恵器の窯跡で、これまで場所が詳しくわかっていなかった山田奥窯跡の位置もほぼ明らかにできた。
市教委によれば、有年地区全体には未確認の埋蔵文化財がまだ多数存在しているといい、「今後も調査を継続し、把握と検討に努める必要がある」としている。
報告書(A4判136ページ)は一部500円。Tel43・6962(市教委文化財係)。
<前の記事 |
50周年境に「新生文化協会へ」 [ 文化・歴史 ] 2020年02月10日秦氏ゆかり史跡探訪会 20人募集 忠臣蔵ファンの箏奏者 赤穂で万感ライブ [ 文化・歴史 ] 2020年02月08日年一度の定期演奏会へオペレッタ稽古 塩のまち赤穂ハイク 16日開催 市文化協会 9日に50周年式典 義士ゆかり熊本藩士偲ぶ顕彰碑完成 [ 文化・歴史 ] 2020年02月04日赤穂ダンスクラブが設立50周年 [ 文化・歴史 ] 2020年02月04日タイ料理に挑戦 世界の料理教室 [ 文化・歴史 ] 2020年02月03日作るぞ「歌って踊れる」義士ソング 「文化財防火デー」前に消防訓練 赤穂出身作家 造形アート公募展で大賞 [ 文化・歴史 ] 2020年01月25日「日本第一」の塩学ぶ講演会 「国内最高技術の石積み」赤穂城の櫓台 [ 文化・歴史 ] 2020年01月20日切り絵で描いた故郷の創作昔話を本に [ 文化・歴史 ] 2020年01月18日
コメントを書く