ファンタジックな点描の世界〜米谷勝利さん個展
2020年10月01日
赤穂市立図書館で個展を開いている米谷勝利さん
米谷さんは還暦を機に趣味の絵画を始めた。2年目に赤穂、たつの、姫路の公募展にそれぞれ出品したところ、いずれも入選。その後も各公募展で入賞・入選を続け、2015年のたつの市美術展と18年の赤穂市美術展で市長賞を受賞した。
3度目の個展となる今回は受賞作と今年描いた小品など23点を出品。広大なヒマワリ畑を描いた「南フランスの夏」(F50号)、童話『星の王子さま』をモチーフにした「2009マダガスカル」(F100号)など明るく柔らかな色調の作品が多い。
頭の中でふくらませたイメージを元に面相筆でキャンバスにいくつもの点で絵の具を打ち重ねて描く米谷さん。首と肩の筋肉痛と腕の腱鞘炎を辛抱しつつ、一つの作品を仕上げるのに約4か月かかるという。「どの作品も一筆一点に魂を込めて描きました。作品を見てほっとしたり、前向きな気持ちになってもらえれば」と話している。
4日(日)まで1階ギャラリーで午前10時〜午後5時半(4日は5時まで)。入場にはマスク着用と検温など感染防止対策への協力が必要。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2020年10月3日号(2387号) 4面 (8,274,756byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
つまずいた石掘ると…江戸期の地蔵仏出土 姫路市美術展 9人が入賞・入選 [ 文化・歴史 ] 2021年02月03日平田オリザさん講演「文化はまちづくりの必須アイテム」 [ 文化・歴史 ] 2021年01月24日地元ゆかりの楽曲で街並みPV [ 文化・歴史 ] 2021年01月23日山鹿素行の教え「いろは」で親しんで [ 文化・歴史 ] 2021年01月19日「キャンバスの会」23日までロビー展 [ 文化・歴史 ] 2021年01月18日全国絵マップコンで文科大臣賞 上方浮世絵師が描いた忠臣蔵 [ 文化・歴史 ] 2021年01月15日連鶴で十二支シリーズ 6年かけ完成 [ 文化・歴史 ] 2021年01月03日昔ながら「塩の国の塩」新発売 瓦の下に「幻の陶土」雲火焼の完全復元目指す [ 文化・歴史 ] 2021年01月01日尾崎ゆかりの日本遺産マップ設置 [ 文化・歴史 ] 2020年12月19日子ども描いた「お菓子の家」 パティシエが実現 300年語り継がれる「打ち首の三義人」 [ 文化・歴史 ] 2020年12月12日創志学園MB部 赤穂の2人も全国大会へ [ 文化・歴史 ] 2020年12月05日
コメントを書く