長寿の心得や人生訓を書に 95歳作品展
2022年02月11日
作品展「95才の挑戦」を開催中の難波和彦さん
高野の難波和彦さん(95)が約15点を出品。「長生きはリズム正しく日々送る」「人は皆病がなければ丸儲け」など日々の暮らしの中で感じたことを率直に筆でつづっている。谷内村(現姫路市飾東町)の村長で文化人だった父・輝二さんの影響で若いころから俳句や謡曲をたしなんだ。書作品には父から受け継いだ「漣亭孤舟(さざなみていこしゅう)」と号す。
小学教諭や会社経営、ゴルフ場開発などさまざまな仕事やプロジェクトを経験してきた難波さん。波瀾万丈な人生を常に前向きに明るく歩んできた。仕事を引退して2003年に赤穂に移住し、22歳年下の妻と二人暮らし。国立大学教授の長男が年に2回プレゼントしてくれる会食と旅行が何よりの楽しみだという。
健康長寿の秘訣を「生きる楽しみをこしらえること」と話し、「これからもおいしいものを食べて元気に過ごしたい」と笑顔を見せた。
3月3日(木)まで午前10時〜午後4時。金土日は休み。TEL48・7122。
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掲載紙面(PDF):
2022年2月12日号(2450号) 3面 (7,182,952byte)
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