個性豊か 名僧高僧の墨跡展
2022年10月20日
「今年の漢字」を揮毫することでも知られる森清範(清水寺貫主)や時代劇「水戸黄門」「大岡越前」の題字も手掛けた朝比奈宗源(円覚寺派管長)など著名な僧侶の書を集めた収蔵品展「心和む 名僧高僧墨蹟展」が尾崎の「たでのはな美術館」で開かれている。
「良慶節」と呼ばれる独特の説法で親しまれた大西良慶、臨済宗妙心寺派管長や花園大学名誉学長を歴任した山田無文、永平寺77世貫首の丹羽廉芳など11人の書画計38点。姫路市出身で東大寺長老を務めた清水公照、同市網干区の龍門寺住職の河野太通といった播磨ゆかりの人物の書もあり、漢詩や禅語を題材にした個性ある作品が並ぶ。
普段は版画を展示している同美術館で墨蹟展は5年ぶり。今回の展示では前回には展示していなかったものを中心に構成したといい、館主の佐野正幸さん(82)は「味わい深い墨蹟の一つ一つをじっくりとみてほしい」と話している。
11月15日(火)まで午前10時〜午後4時。水曜休館。入館料200円(小学生以下無料)。明神木バス停すぐ。Tel090・3496・4282。
掲載紙面(PDF):
2022年10月29日号(2481号) 3面 (7,751,332byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
味わい深い書画が並ぶ収蔵品展「心和む 名僧高僧墨蹟展」
「良慶節」と呼ばれる独特の説法で親しまれた大西良慶、臨済宗妙心寺派管長や花園大学名誉学長を歴任した山田無文、永平寺77世貫首の丹羽廉芳など11人の書画計38点。姫路市出身で東大寺長老を務めた清水公照、同市網干区の龍門寺住職の河野太通といった播磨ゆかりの人物の書もあり、漢詩や禅語を題材にした個性ある作品が並ぶ。
普段は版画を展示している同美術館で墨蹟展は5年ぶり。今回の展示では前回には展示していなかったものを中心に構成したといい、館主の佐野正幸さん(82)は「味わい深い墨蹟の一つ一つをじっくりとみてほしい」と話している。
11月15日(火)まで午前10時〜午後4時。水曜休館。入館料200円(小学生以下無料)。明神木バス停すぐ。Tel090・3496・4282。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2022年10月29日号(2481号) 3面 (7,751,332byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
秦氏の史跡探訪ツアー30人募集 土味多彩400点「日々の器」展 [ 文化・歴史 ] 2018年10月11日東櫓台と西中門 発掘で規模や構造明らかに [ 文化・歴史 ] 2018年10月10日ユニークで多彩な絵マップ53作品 ル・ポン国際音楽祭が開幕 珠玉の音色響く [ 文化・歴史 ] 2018年10月07日塩屋公民館コーラスサークルが結成30年 絵画と書写で力作 MOA児童展 木の実や間伐材でクラフト展 [ 文化・歴史 ] 2018年10月03日「忠臣蔵の啓蒙と復興」テーマに月例勉強会 [ 文化・歴史 ] 2018年10月03日「失われた聖都」ペトラ遺跡の写真展 [ 文化・歴史 ] 2018年10月02日川柳赤穂吟社 21日に創立記念大会 義士祭奉賛学童書道展の作品募集 6地区の獅子舞競演に1200人 [ 文化・歴史 ] 2018年09月25日高校生が特大銅鐸復元にチャレンジ [ 文化・歴史 ] 2018年09月22日自筆の花押入り 山鹿素行の書状 [ 文化・歴史 ] 2018年09月22日
コメントを書く