復元塩田を背景に濱鋤き唄
2023年11月12日
地元特産の塩をテーマにしたイベント「第3回赤穂塩まつり〜お塩に感謝デーす」が11日、御崎の市立海洋科学館・塩の国であり、「赤穂濱鋤き唄保存会」が出演。塩田作業を再現した踊りを唄に乗せて披露した。
濱鋤き唄は塩田で働く男衆らが歌った作業唄。市教委の調査研究では、遅くとも江戸時代中頃から、赤穂塩田の従事者らによって唄い続けられてきたものと判断でき、「貴重な文化遺産」として2007年に市無形民俗文化財に指定された。保存会では濱鋤き唄を民謡風にアレンジして尺八と三味線の伴奏を加え、塩田作業を再現した「作業踊り」を演じ、文化の伝承に取り組んでいる。
この日は、国内最大級の復元塩田施設がある「塩の国」で会員8人が出演。入浜式塩田や塩水を煮詰める釜屋などを背景に、塩作りの道具を手にゆったりとした踊りを披露した。萬代新一郎会長(81)=尾崎=は「塩田が営まれていた時代を思い起こしてもらえたのでは。今後も伝承に努めたい」と話した。
赤穂塩まつりは、まちの産業や文化の礎となった塩への感謝と関心を深めようと、市民有志の実行委員会が企画。塩にまつわる講話やクイズ大会、ゲームなどを催し、にぎわった。
復元塩田施設がある「塩の国」で唄と踊りを披露した「赤穂濱鋤き唄保存会」
濱鋤き唄は塩田で働く男衆らが歌った作業唄。市教委の調査研究では、遅くとも江戸時代中頃から、赤穂塩田の従事者らによって唄い続けられてきたものと判断でき、「貴重な文化遺産」として2007年に市無形民俗文化財に指定された。保存会では濱鋤き唄を民謡風にアレンジして尺八と三味線の伴奏を加え、塩田作業を再現した「作業踊り」を演じ、文化の伝承に取り組んでいる。
この日は、国内最大級の復元塩田施設がある「塩の国」で会員8人が出演。入浜式塩田や塩水を煮詰める釜屋などを背景に、塩作りの道具を手にゆったりとした踊りを披露した。萬代新一郎会長(81)=尾崎=は「塩田が営まれていた時代を思い起こしてもらえたのでは。今後も伝承に努めたい」と話した。
赤穂塩まつりは、まちの産業や文化の礎となった塩への感謝と関心を深めようと、市民有志の実行委員会が企画。塩にまつわる講話やクイズ大会、ゲームなどを催し、にぎわった。
<前の記事 |
[ 文化・歴史 ]
秦氏ゆかり史跡探訪会 20人募集 忠臣蔵ファンの箏奏者 赤穂で万感ライブ [ 文化・歴史 ] 2020年02月08日年一度の定期演奏会へオペレッタ稽古 塩のまち赤穂ハイク 16日開催 市文化協会 9日に50周年式典 義士ゆかり熊本藩士偲ぶ顕彰碑完成 [ 文化・歴史 ] 2020年02月04日赤穂ダンスクラブが設立50周年 [ 文化・歴史 ] 2020年02月04日タイ料理に挑戦 世界の料理教室 [ 文化・歴史 ] 2020年02月03日作るぞ「歌って踊れる」義士ソング 「文化財防火デー」前に消防訓練 赤穂出身作家 造形アート公募展で大賞 [ 文化・歴史 ] 2020年01月25日「日本第一」の塩学ぶ講演会 「国内最高技術の石積み」赤穂城の櫓台 [ 文化・歴史 ] 2020年01月20日切り絵で描いた故郷の創作昔話を本に [ 文化・歴史 ] 2020年01月18日「西播磨ゆかりの人物知って」自費で絵本 [ 文化・歴史 ] 2020年01月08日
コメントを書く