市戦没者追悼式、犠牲者の冥福祈る
2010年10月08日
終戦65周年の節目として、赤穂市戦没者追悼式が8日、市文化会館小ホールで行われ、遺族と来賓など約250人が参列。戦争で亡くなった人たちの御霊に黙とうを捧げ、平和への誓いを新たにした。
追悼式は5年に一度、市が主催。市出身の戦争犠牲者1381柱を慰霊している。
式典で豆田正明市長は「戦争終結から65年の歳月が過ぎ去り、多くの市民は戦争の惨禍を知らない世代。悲惨な記憶を風化させず、平和の大切さを引き継ぎ、恒久平和を築くことが我々の責務」と式辞を述べた。市遺族会の谷正行会長は「戦争のない世の中を実現するために一層努力します」と誓いを立てた。
参列者は順番に白菊を献花。しめやかに戦没者の冥福を祈った。父を戦争でなくし、毎回参列しているという尾崎の女性(76)は「前回からもう5年。時間が立つのは早い。やさしい父を思い出すと今でも涙が出ます」と話していた。
掲載紙面(PDF):
2010年10月16日(1916号) 1面 (11,262,910byte)
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追悼式は5年に一度、市が主催。市出身の戦争犠牲者1381柱を慰霊している。
式典で豆田正明市長は「戦争終結から65年の歳月が過ぎ去り、多くの市民は戦争の惨禍を知らない世代。悲惨な記憶を風化させず、平和の大切さを引き継ぎ、恒久平和を築くことが我々の責務」と式辞を述べた。市遺族会の谷正行会長は「戦争のない世の中を実現するために一層努力します」と誓いを立てた。
参列者は順番に白菊を献花。しめやかに戦没者の冥福を祈った。父を戦争でなくし、毎回参列しているという尾崎の女性(76)は「前回からもう5年。時間が立つのは早い。やさしい父を思い出すと今でも涙が出ます」と話していた。
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