「感謝」テーマに千種会書展
2013年06月16日
初めての作品展を開く千種会のみなさん
日本書芸院の一科審査員で、塩屋で書道教室を主宰する黒田素波さん(50)と弟子の塩田素風さん(51)=城西町=、大賀香優さん(44)=砂子=、小林清泉さん(40)=相生市佐方=。中央の公募展を主な発表の場とし、地元での作品展は今回が初めて。「日々の生活の中で心に感じたことを作品に」と型にとらわれない自由な創作を心がけた。
大半は今回のテーマにちなんだ新作。小林さんは「生まれてきてくれてありがとう」と2年前に授かった待望の初子への思いを表現。「一文字一文字、気持ちを込めて書きました」と話すのは大賀さん。塩田さんは直接口に出して言ったことのない息子への励ましを筆に託した。
いずれの作品も人との出会いや人生の節目への感謝が純粋に発露している。亡き恩師への敬慕をしたためた黒田さんは「見てくださった方に思いが伝わり、ほのぼのと温かい気持ちになってもらえれば」と話している。
1階ギャラリーで午前10時〜午後6時(23日は5時まで)。黒田さんの教室に通う幼稚園から高校生の生徒たちが書いた一字書など約45点も並べる。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2013年6月22日(2042号) 4面 (9,552,224byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
タイ料理に挑戦 世界の料理教室 [ 文化・歴史 ] 2020年02月03日作るぞ「歌って踊れる」義士ソング 「文化財防火デー」前に消防訓練 赤穂出身作家 造形アート公募展で大賞 [ 文化・歴史 ] 2020年01月25日「日本第一」の塩学ぶ講演会 「国内最高技術の石積み」赤穂城の櫓台 [ 文化・歴史 ] 2020年01月20日切り絵で描いた故郷の創作昔話を本に [ 文化・歴史 ] 2020年01月18日「西播磨ゆかりの人物知って」自費で絵本 [ 文化・歴史 ] 2020年01月08日坂越の安藤慶一さん 油彩画「瀬戸の景観」展 [ 文化・歴史 ] 2020年01月05日第32回赤穂民報習字紙上展の作品募集 修理中の赤穂城跡東櫓台で現場見学会 別府鉄道のネガ一式を寄贈 [ 文化・歴史 ] 2019年12月16日内蔵助介錯の刀も「元禄赤穂事件」展 [ 文化・歴史 ] 2019年12月13日利息で討ち入り武具購入!?「忠臣蔵の決算書」 [ 文化・歴史 ] 2019年12月08日内匠頭切腹の地ゆかり「田村銀杏稲荷」再建 [ 文化・歴史 ] 2019年12月07日
コメントを書く