姫路市長賞作品を献画 大津の橋本正史さん
2021年05月14日
姫路市美術展の市長賞受賞作「浄瑠璃寺夕影」を安養寺に献画した橋本正史さん=後列右
浄瑠璃寺(京都府木津川市)の国宝・九体阿弥陀如来を題材にしたS50号の作品。ろうそくの灯に照らされた仏像が扉越しに手前の池に映る情景を描き、厳粛な静けさが画面から伝わる。
橋本さんは過去に赤穂市、相生市の公募展でも市長賞を受賞した実績がある。「浄瑠璃寺夕影」はこれまでに手掛けた作品の中でも「最も気持ちを込めた作品の一つ」といい、ゆかりのある同寺に寄贈した。
「仏様が生きる道筋を照らしてくれているように感じる」と小野崇暁(しゅうぎょう)住職(53)。前住職の哲雄さん(86)は「力作を寄贈していただきありがたい。この御縁を大切にしたい」と話した。献画された作品を本堂に展示し、5月23日(日)の降誕会(ごうたんえ)法要で参拝者に公開する。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2021年5月15日号(2416号) 4面 (8,445,863byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
現存最古の忠臣蔵映画 東京で上映 [ 文化・歴史 ] 2018年11月29日琴伝流大正琴60団体が出演 第48回赤穂義士祭奉賛学童書道展 「海のように広い心に」小学校に作品寄贈 [ 文化・歴史 ] 2018年11月27日「自分の色で描いて」後藤仁さんが絵画指導 西山松之助氏の母校で茶道体験教室 「熱意で盛り上げて」北前船寄港地セミナー いざ本番!「子ども義士物語」21日上演 江戸時代の形紙もとに藍染め体験 [ 文化・歴史 ] 2018年11月17日晴れの全日本フェスへ「心は一つ」 18日に「北前船寄港地セミナー」 「手仕事の流儀」赤穂の女匠ら意見交換 古民具に命ふたたび リメイク展 [ 文化・歴史 ] 2018年11月09日9日から市美術協会の第30回小品展 [ 文化・歴史 ] 2018年11月05日風土が生んだ美「民芸運動の作家」展 [ 文化・歴史 ] 2018年11月03日
コメントを書く